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2012年3月13日 (火)

仕事ができる社員、できない社員/吉越浩一郎

Bt000013567500100101_tl   千葉県柏市にある名戸ヶ谷病院は、「救急患者の受け入れを拒否しない」という姿勢を、開院以来25年間、守り続けています。
  この病院には法の規定を超える医師の数がそろえられ、医師は必ず各科に一人、病院から5分圏以内に住むことが決められているそうです。当直医は二人ですが、手が足りない場合はいつでも医師の呼び出しが可能だといいます。
  名戸ヶ谷病院を取り巻く環境は、救急患者の受け入れを渋りがちな他の病院とまったく同じです。しかし、「患者を拒否しないためにはどうすればいいか?」という問題に真正面から取り組んだからこそ、それを実現できているのです。
  仕事も同じではないでしょうか。
  上司が頼りなくても、会社がアテにならなくても、「何とかしよう」と思い、行動を起こしていく人が「成長できる人」であり、ひいては一流の「人間力」を持つ人になれるのです。

一頃、救急の患者が病院をたらい回しにされているということが社会的な問題としてマスコミに取り上げられたことがある。

この問題は、いまだに解決されたわけではない。

ところが、多くの病院が受け入れ拒否をする中で、名戸ヶ谷病院は「救急患者の受け入れを拒否しない」という姿勢を、開院以来25年間、守り続けているという。

おそらく患者を受け入れる設備や人的な環境は、他の病院とさほど変わらないのではないかと考える。

違うのは、自分たちの病院が何故にこの地に存在しているのかという使命感、

そして、それを具体的な行動まで落とし込み、徹底して実行していこうとする姿勢ではないだろうか。

人間、本気になって取り組めば、不可能と思えるような壁も乗り越えることができるもの。

問題は、最初からできないとあきらめること。

また、最初から、できなかったことの言い訳を考えてしまうこと。

よく「退路を断つ」というが、問題解決にはこのような姿勢が大事なのではないだろうか。

名戸ヶ谷病院の事例はこのことを教えてくれる。

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