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2012年4月23日 (月)

会社人生で必要な知識はすべてマグロ船で学んだ/齋藤正明

C__docume1__locals1_temp_znp22 船長・・・「ええか、齋藤。おいど-らがマグロを捕りに行くとき、一番大事なことを知っちょるか?」
私・・・「いえ、知りません」
船長・・・「それは『決める』ことど。おいど-らも、どこにマグロがいるかなんてわからん。情報を集めて、『ここで漁をしよう』と、えいやで決めちょる。当たり前じゃが、そこにマグロがいるなんて保証はね-んど」
私・・・「保証がないのに、決めるのって勇気がいりません?」
船長・・・「そりゃ、勇気がいるに決まつちよろ-が。でもの、決めないといつまでも海をウロウロすることになるんど。どうせ、ウロウロしたって、『ここでならマグロが必ず捕れる』なんてわからんど。それであれば、早く『ここで漁をする』と決めて、漁をしたほうがええ。マグロが捕れるかどうかは、じっくり考えても、すぐに決めても、結局、確率は50%ど。それであれば、早めに舵を取ったほうがええ。ダメだったら次の漁場に移動すりやええことじゃね-か。決めた回数を多くすれば、漁ができる回数も増やせるからの」

民間企業の研究所に勤めマグロの鮮度保持剤の開発をしていた著者は、ある日、上司から「お前はマグロ船に乗ってこい」と命令される。

その命令を断ることができず、泣く泣くマグロ船に乗るハメになった著者が、船上で目にし、耳にしたものが本書では書かれている。

ここで、船長は「決める」ことの大切さを語っている。

あれこれと悩むよりも、早く決めて行動する。

そして、間違っていたら、次にやることをまた決めて、それを実行する。

この繰り返しの回数を増やした方が結局は、多くのマグロを漁ることができる、と。

これなど、ビジネスにそのまま応用することができる。

あれこれ考え結局何も決められずにいるよりも、仮説、検証のサイクルを早く回した方が結果的に正解に早く近づくことができるということ。

船長の語る言葉は、自らの体験に裏打ちされた言葉であるだけに、知恵と教訓に満ちている。

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コメント

はじめまして。同じ書籍を読んだ人がいないか探していたところ、たどり着きました。
他の人の感性を見るのは面白いですね。
マグロ漁船での「決める」という行動は学びになりますね。
悩んでいる間は考えているようで行動には移っていないですよね。

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おはようございます。 岡本大輔です。 さぁ、準備して! マグロ漁船に乗り込みますよ! ↓↓↓ 会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書) 齊藤正明 毎日コミュニケーションズ 発売日:2009-02-21 ブクログでレビ... [続きを読む]

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