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2012年4月16日 (月)

「決定」で儲かる会社をつくりなさい/小山昇

C__docume1__locals1_temp_znp33   経営上の決定をするとき、多くの社長は帰納的に考えます。売上はこれこれ。経費は、減価償却費はこれだけ。将来的な見通しはこう。したがってこう決定する、と。
  一見論理的な考え方のようですが、間違っています。これは「決定している」のではありません。「決定させられている」のです。
  こういう決定の「させられ方」を許すとどうなるか。単純な話、取り返しがつかないほどの赤字があったとすれば「会社を倒産させる」という決定以外にはできない理屈になる。
  私は演鐸的に決定します。最初に「こうしたい」「こうでありたい」と決定する。そしてその決定を実現するためにはどうしたらいいかを考える。まず決定ありき、なのです。
  経営とは、いわば決定の集積です。会社を赤字にするのも黒字にするのも社長の決定次第です。「利益を出す」「倒産させない」と決定するからこそ会社は黒字になり、勝ち残ることもできるのです。社長としてはそのことにもっと敏感になっておくべきです。

「決定している」のか「決定させられている」のか、この違いが優れた経営者かどうかの違い。

優れた経営者は演繹的に考えるという。

つまり、最初に成功のイメージを描き、そのためにはどうすれば実現できるのか、と、演繹的に考える。

確かに、今、業績を上げている企業のトップは、まず「こうなりたい」「こうあるべきだ」とまずビジョンを示し、社員をその方向に引っ張っていっていることで共通している。

トップの仕事は決定すること。

これは企業経営の世界だけではなく、すべてのリーダーに求められることではないだろうか。

最悪なのは、何も決まらない、決められないトップだ。

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