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2012年4月 4日 (水)

宇津木魂/宇津木妙子

C__docume1__locals1_temp_znp28   十年ほど前から、日本リーグでは外国人選手が活躍するようになりました。アメリカのミッシェル・スミスや、オーストラリアのハーディングとローチの意識の高さに良い影響を受けた日本人選手もいるはずです。技術的にも、彼女たちと戦うことによって日本のレベルが大幅に上がったことは間違いありません。
  彼女たち外国人投手を見ていて思ったのは、
「自分の頭で考えて投げているな」
  ということです。もちろん、監督の采配を無視しているわけではないのですが、チームの動きのなかでも自分たちの個性を生かす術を知っているのです。そして、ソフトボールに対する取り組み方に甘さがありません。
  環境が良すぎるせいか、日本の女子選手はどこかに甘さがあるような気がしてなりません。もし、日本の選手が自分の限界まで挑戦できるほど精神的に自立したら、どんなに強くなるだろうと思うのです。何もスポーツだけでなく、家庭人としても、母親としても。

宇津木氏は女子ソフトボールの監督として2000年、シドニー五輪で日本代表監督を務め銀メダル、04年アテネ五輪で銅メダルを獲得した。

その後、日本代表は2008年北京五輪では金メダルに輝いた。

日本人選手を知り尽くしていると言っても良い宇津木氏が、ここではあえて苦言を呈している。

日本人投手と外国人投手の違いは「自分の頭で考えて投げている」かどうかの違い。

そして日本人選手は「自分の頭で考えて投げる」ことに欠けているという。

チームスポーツであっても、やはり個性は大事。

これはチームワークに対する日本と欧米の受け止め方の違いからでているかもしれない。

日本人は一般的に個を殺してチームに貢献することを求められ、これがチームワークだと理解する。

一方、欧米では違いのある個性をお互い生かすことにより相乗効果が生まれ、結果としてチームのパフォーマンスが上がることを目指す。

個の自立ということを考えると、欧米型のチームワークに一日の長があるような気がする。

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