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2012年5月 1日 (火)

言われた仕事はやるな!/石黒不二代

Photo それにしても、たとえ完壁であったとしても、言われた仕事を成し遂げることだけやっていたとしたら、モティベーションは続かない。言われた仕事ではなく好きな仕事をする、好きな仕事をするほうが成果も上がるし効率もいい。自分が作った仕事であればコミットメントも強い。自分がやりたいことを通すということは、自己責任が伴う。誰かのせいでと言ういい訳は通用しない。そんな集合体ができれば、さぞかし強い組織になるだろう。
 だから、言われる前に動け。走っている人を立ち止まらせることのできる人は少ない。

著者は、34歳でスタンフォード大学に入学、シリコンバレーで起業し、ネットイヤーグループの創業に参画し、現在女性社長として活動している。

本書のタイトル「言われた仕事はやるな」の意味は、わけのわからない暴走を許すという意味ではない。

ルールがない社会は単なる無秩序でしかない。

ルールのない会社は目標が見えなくなる。

同じように、自分自身にルールがなければ自分の自由度も計れなくなってしまう。

そうではなく、ルールを守った上で、自分の主義主張を通す、

自分が正しいと信じるならルール自体を変えていくことに参加する。

結局は、みんなが納得しなければ、自分の自由は通らないのだから。

それが組織の論理である。

ある面、言われたことをやるのは楽だ。

しかし、それでは進歩がない。

モチベーションもあがらない。

結果、成長しない。

しかし、言われたことをやらないためには、人一倍の努力が必要だ。

ルールの中で120%以上のパフォーマンスを出すことが要求される。

「言われた仕事はやらない」のは決して楽なことではない。

そして、そのような仕事の仕方をすべきだ、というのが本書の主張である。

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