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2012年5月 6日 (日)

会社は変われる!/魚谷雅彦

Photo  「ドコモという会社は最初は嫌いだと思っていました、社長になどなりたくなかった」(中略)
「なぜって、成功体験しかない会社だからですよ。社員が廊下の真ん中を歩いていて、お客さまが端っこを歩いている。ドコモは、そんな傲慢な会社になってしまっていたんだ。
  もっとも、こういう会社にしてしまったのは、自分たちの責任でもある。技術さえあれば何でもできると考えて、ここまで来てしまった。そして、いま、なんとかしなければならない大きな壁にぶつかっている」
  でも、と中村社長は続けます。
「何より社員の諸君に、ほんとうはとても素敵な連中が多いんですよ。
  若い社員が将来の夢をもてるようにするためにも、会社をいま変えないといけない。
  社長として、次の世代につないでいくためにいま変革をやらなければいけないと決意しているんですよ。」

著者、魚谷氏は、日本コカコーラでジョージアや爽健美茶などを成功させ、日本人として26年ぶりに同社の社長についた伝説のマーケター。

本書はその魚谷氏が、2007年7月から2010年6月までの3年間、ドコモの「特別顧問」としてマーケティング変革を推進した変革の軌跡が記されている。

上記は、魚谷氏がドコモの社長と初対面したとき、中村社長が語った言葉。

この言葉から感じられるのは、現状に対する強い危機感、そして改革への強い決意である。

改革が成功するかどうかは、この二つがあるかどうかにかかっているといっても過言ではない。

会社を改革するというのは大変なことである。

多くの障害や妨害に遭遇する。

抵抗勢力も現れる。

何度も挫折を味わう。

順調にいくことなど稀。

そんな中で改革を進めていかなければならない。

その中で決め手になるのは何か?

トップの現状への強い危機感と改革への強い決意である。

これがなければ、どんなに外部から優秀なコンサルタントを雇っても、改革は失敗する。

逆にこれさえあれば、改革は半分は成功したようなものだ。

あとは臆せず、ブレずに進めていけばよい。

それほどトップの影響力というものは大きいものだ。

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