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2012年7月 5日 (木)

「女の勘」はなぜ鋭いのか/赤羽建美

4569701574 わたしはこれまでたくさんの女性と仕事をしてきたが、女性は仕事を非常に事務的にこなしているように思える。ここでいう女性にはあらゆる職業の人たちが含まれる。会社に勤めている女性も、漫画家のようにフリーランスで仕事をしている女性も、どちらも同じように仕事の進め方が事務的なのだ。そして、プライベートを優先するようなことはせず、公私をきっちり分けている。
 事務的であるのと公私を分けるのとは、実は深い関係がある。
 事務的とは、言い換えると仕事に妙な思い入れをしないということだ。漫画家やデザイナーのようなクリエイティブな職業の女性でさえ、仕事にどっぷり浸かるようなことはしない。アイデアやデザインを生み出すことを仕事と割り切っている。「事務的」といっても、「適当に」やっているわけではない。女性たちは仕事を一生懸命にやるが、決して私生活を犠牲にしたりはしない。とくにカレがいたり結婚していたりする女性は、忙しくても相手といる時間を大切にする。

女の勘は鋭い。

これは古くから言われてきたことだが、果たして本当にそうなのか?

長年、女性向け雑誌の編集者を務め、フリーランスの物書きとなってからは、女性向けの自己啓発書を数多く書いてきている著者が様々な角度から、このことを述べている。

女の勘の鋭さを示す実例として、必ずといっていいほど引き合いに出されるのが、男の浮気を見破るケース。

夫が外で女性と浮気をして家に帰ってくる。

もちろん、夫は何食わぬ顔をしているのだが、妻は夫が浮気を隠していることを直感的に見抜いてしまう。

こうして、ほとんどの場合、見破られまいとする夫の努力も空しく、浮気が妻にあっさりとばれてしまう。

よく聞く話しだが、どうして女性たちは、そんなに勘が鋭いのだろうか?

男であれば誰もが不思議に思うこと。

ここで著者は女性は仕事を事務的にこなすと言っている。

仕事とプライベートはきっちりと分けるという。

これは意外だ。

でも考えてみたら、確かにそうなのかもしれない。

「オタク」は圧倒的に男性である。

役に立ちそうもないものを一生懸命集めるコレクターもほとんどが男性。

男は何かにのめり込むことにこの上ない無常の喜びを感じることがよくあるもの。

そして何かにのめり込んでしまった時、周りが見えなくなってしまうのも事実。

というより、極端な話し、どうでも良くなってしまうのである。

その意味では、男は永遠のロマンチストなのかもしれない。

それに比べ、確かに女性は事務的である。

現実的と言ってもよい。

徹底したリアリストなのだろう。

勘の鋭さもそんなところから来ているのかもしれない。

私は男なので本当のところはわからないのだが・・・

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