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2012年10月23日 (火)

会社で生き残れる人 辞めさせられる人/高井伸夫

Photo「金曜日の午後六時半を回った頃の、ある銀行での出来事です。
机に向かっていた支店長が、ふと顔を上げ、三十代半ばの部下に、『佐藤君』と、声を掛けました。
するとまさしくその瞬間、部下の行員は支店長の用件は聞かずに、反射的にこう答えました。
『支店長、今日は、ちょっと…』」たったこれだけの話です。
部下の行員は、「支店長、今日は、ちょっと」の一言で、支店長の次の言葉を一方的に遮断してしまったわけです。会話を成立させずに終わらせてしまったわけです。
つまり、人間的な触れ合いなど煩わしいと思って、それを拒否したということです。

使用者側の弁護士として活躍する高井氏が、会社側から見た必要とされる人材、辞めさせたいと思っている人材について述べている。

私自身の経験から言っても、会社側がもっとも問題を感じている人材は、上記抜き書きにあるようなコミュニケーション能力の欠如している人材である。

多くの仕事はチームで行う。

そのためには、やはりチームワークは不可欠である。

そしてチームワークを構築するための一番ネックになるのはコミュニケーションである。

これがうまく行かないとチームはチームとして機能しない。

当然、成果も出ない。

ところが、最近困ったことに、この肝心のコミュニケーション能力が欠如している社員が増えてきている。

さらに問題として深刻なのは、「だったらそんなケシカラン社員はやめさせればいい」とはならないということ。

これから益々若い人材が不足するであろう企業としては、その程度の社員であっても辞めさせてしまったらそれこそ人材はいなくなってしまうという現実がある。

なにもなだめすかして使う必要はないのだが、やはりそのような半人前を一人前に育成することが企業に求められているような気がする。

今日的な問題だが、これについては具体的な対策を考えていく必要があるだろう。

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