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2012年11月11日 (日)

世界基準のビジネススキル/長束佑

51qzy2iitdl__aa278_pikin4bottomrigh 言葉に心がうたれることがあります。
「Choose the Harder Right, instead of the Easier Wrong」
 日本語にすると「安易でも間違った道ではなく、困難でも正しい道を選べ」ということです。もう少し言葉を足せば、「困難でも正しい道を選び続ける」ということだと思います。
 安易な道を選ぶとき、人は言い訳をします。「みんなもそう言うから」、「必ずしも間違っているとは言い切れない」、「現実的に考えると」。
 どれもとても誘惑的で、従いたくなります。どこか心に引っかかりを感じながらも、従いたくなるのです。

本書のサブタイトルは「ごく普通の日本人が出逢った外資系企業の世界」。

「ごく普通の日本人」である著者が、世界を舞台に戦う外国人達のいろんな考え方や価値観について記している。

内容的には、特別なことが書かれているわけではないのだが、最後に著者が、心うたれる言葉として記した「安易でも間違った道ではなく、困難でも正しい道を選べ」は印象に残った。

「困難でも正しい道」を選ぶということ、そう簡単にできることではない。

人間、とかく現状に満足したり妥協したりすることの多いもの。

特にある程度の年齢に達し、家族を与えられ、安定を手に入れたとき、これは非常に難しい。

人生は様々なターニングポイントがあり、また日々様々な選択をしながら私たちは生きている。

そんな中、自分はどんな道を選んできたんだろうか?

残念ながら安易な道を選んでしまっていることが多いことに気づかされる。

「間違った道」まではいかなくても「安易な道」を選ぶことは多いもの。

そして「安易な道」を選び続けていると、こんどはこれに加速がつく。

一度この誘惑に負けてしまうと、丁度坂を転がり落ちるように弾みがつき、どんどん加速がつくもの。

最後には、このことに慣れてしまい、何も感じなくなってくる。

そしてその「安易な道」が「間違った道」であるかもしれない。

これが一番怖い。

「困難でも正しい道を選び続ける」

これを貫くことが出来たら、それだけで人生は価値あるものになるだろう。

そんな生き方をしたいものだ。

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