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2012年11月18日 (日)

プロフェッショナルを演じる仕事術/若林計志

Photo ビジネスをやっていれば「絶対に売れると思っていた商品が売れない」「絶対に当たると思っていたキャンペーンがうまくいかない」といった事は日常茶飯事です。このような厳しい現実を目の前に、「これを買わないお客さんの方が間違っている」などと考える経営者がいたら、その会社はとっくに潰れているはずです。つまり事実を受け入れるためには、いい意味で、自分の負けを認める事が必要なのです。
 その際に最も重要なのは受け身の方法を習得する事です。スキーでも柔道でも、まず初心者が習う事は受け身です。なぜならそれは受け身ができなければ大けがをしてしまうからです。また受け身を身につけているからこそ、慣れてくると大技にどんどん挑戦できるようになります。

どうすればビジネスに成功するのか?

多くの人がこのことを考える。

ところが最初から、いかに上手に負けるか、を考える人は稀だ。

でも、よくよく考えてみると、ビジネスで成功するための一番の近道は、負けから学ぶということ。

「負けた」という現実を真摯に受け止めることにより人は大きく成長する。

逆にうまく負ける方法を知らなければ、はじめからハードルを下げたり、一度の失敗で立ち上がれないほどダメージを受けてしまったりする。

つまりリスクをうまくコントロールし、そこから学ぶことが必要。

そのためには何が必要か?

おそらく、そのために必要なのは、マインドの問題、スキルの問題、制度や環境の問題であろう。

まずはマインドの問題。

負けを真摯に受け止める真摯さ、

そして負けても折れない精神的タフネス、

これらが必要。

次にスキルの問題。

負けたことの原因を究明し、そこから成功のエキスを吸い取るには、

やはりそれなりのスキルが必要であろう。

そして最後に制度や環境の問題。

例えば日本でベンチャービジネスが生まれにくいのは、「一回失敗したらおしまい」という風土にあると言われている。

日本では事業に失敗した人間に再度チャンスを与えることは稀。

投資家もそのような人材に投資しようとは考えない。

米国は逆だと言う。

失敗したからこそ次は成功する確率だ高いと投資してくれるという。

また日本の企業でも、失敗を奨励する会社はまだ少数派。

多くの企業は減点主義、場合によっては失敗したら傍流に押しやられ、二度とチャンスを与えられない。

つまり、上手に負けるのは意外と難しいのである。

しかし、もしそれらの問題を解決することができれば、

もっと大きなことにチャレンジすることができるようになり、可能性を大きく広げることができるだろう。

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