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2012年12月20日 (木)

結果は「行動する前」に8割決まる/金田博之

8 新しい環境で、初速を上げて早く結果を出すことは、きわめて大切です。
 元サッカー選手の中田英寿さんは、1998年にイタリアのサッカープロリーグ・セリエAのデビュー戦で、2得点という大活躍を見せました。中田さんは、このゴールにより、日本人ということで冷ややかに見られていた評価を一転させ、信頼を集めるようになり、彼のキャリアの礎を築きました。
 ビジネスの世界においても、サッカーの世界と同様に、短期で結果を出すことはとても重要です。

本書はグローバルIT企業で、世界上位2%に6年連続で選出されるなど、第一線で活躍する著者が、世界中の仕事のできる人たちと仕事するなか修得したノウハウをまとめたもの。

グローバルな世界で結果を出す人は何が違うのか?

一つは「初速」の違い。

海外と日本のスピードを比べたときに驚いたのが「初速」だという。

海外では、何か決まったことを実行し、それを軌道に乗せて最初に何らかの結果を出すまでの初速が非常に速い。

物事に取りかかってはじめの段階で目に見える結果をだしてしまえば、後の仕事が非常に楽になる。

後はある程度自分のペースで仕事を進めることができるようになる。

始めに結果を出せば、周りも巻き込みやすくなる。

全てがうまく回るようになる。

つまり強いプレッシャーの中で結果を出す方法を知っているというのである。

確かに日本人の仕事の仕方は、コツコツ取り組んで最終的に結果を出すというスタイルが多いのではないだろうか。

たとえて言えば、日本は長距離走、海外は短距離走、

これが海外との決定的な違いなのだろう。

本書ではこのような、著者が海外で学んだ結果を出すためのコツがその他にも多く紹介されている。

仕事のできる人というのは、このような結果を出すコツを複数修得している人だといえよう。

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