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2012年12月 9日 (日)

ハケン芸人/田中イデア

9784594064587「……それで、どうすれば相づち力がつくの?」
「教師、褒める親やね!」
「教師、褒める親? 何それ?」
「相づちパターンの語呂合わせやねん!」
「どういうこと?」
「『教師、褒める親』の『教』は共感、『師』は質問、『褒める』はそのままで褒める、『親』の『お』は驚く、『や』はやめるや。俺が考えてん! どう?」

本書は、幻の芸人、ポックリ小林が問題を抱えた会社に派遣され、ダメ社員を再生させてゆく、といった物語。

主人公の指導の対象は、無気力な若手社員、不倫中のアラサーOL、空回りの熱中上司を3か月で一流のビジネスマンに生まれ変わらせていく。

彼らの問題はなんだったのか?

一言で言えば、対人関係能力の欠如である。

本書では、そこに元お笑い芸人が派遣されダメ人材を再生させていくという設定になっている。

なぜ、お笑い芸人なのか?

それはお笑い芸人は対人関係においてはプロだから。

まず、お笑い芸人は収録や開演などの「時間を厳守」する。

スタッフや出演者に対して「きちんとした挨拶」をする。

さらに、番組内でも「空気を読みつつ前に出る」ことや、共演者のトークを「うまくフォローする」ことなど現代社会を生き抜くうえで必要とされる技術を数多く兼ね備えている。

つまり芸人たちのテクニックはそのままビジネスマンに応用可能なのである。

逆に言えば、このような本が出るほどに、今、多くの会社で対人関係能力の欠如している社員の扱いに苦労しているという現実があるということではないだろうか。

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