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2013年2月 7日 (木)

こうすればあなたの会社は「100年存続」できる!/小山政彦

513zs0a013l__sl500_aa300_ 人間という生き物はおもしろいもので、ハイテク・デジタル化が進めば進むほど、それと対極をなす「やじろべえ」のようなローテク・アナログを求めるものです。無意識のうちに精神的なバランスをとろうとしているのでしょうか。
 ビジネスの世界ではまだまだハイテク化が進展するでしょうが、趣味に関する市場では逆にアナログ化が進むのではないでしょうか。
 さらに、ビジネスの世界でも、ハイテク・デジタル化の流れが行き着くところまでいった後は、アナログ・ローテクヘの回帰現象が間違いなく起こると予想しています。なぜなら、アナログ・ローテクはハイテク・デジタルでは成しえない表現や情報伝達、臨機応変な情報処理が可能だからです。

今、ハイテク化、IT化が多くの分野で進んでいる。

もはやアナログ的なものはなくなってしまうのではないかという人もいるが、そうではないと著者は言う。

私もまったく同感である。

必ず揺り戻しが起こる。

かつて、ローテク・アナログ技術に頼りすぎた職人たちは、ハイテク・デジタルをバランスよく取り入れた商人たちにその座を奪われてしまった。

寿司職人などがその例である。

今、多くの寿司チェーン店では、寿司をにぎる機械が導入されている。

高い賃金の寿司職人を雇うよりはるかに安上がりである。

また難解なプログラムや複雑なシステムを開発したことに満足しているIT技術者も、この寿司職人たちと同じ憂き目に遭うかもしれない。

昔気質の寿司職人がローテク職人だとすれば、ハイテク一辺倒のIT技術者はハイテク職人とでもいうべき存在。

多くの場合、彼らはコンピュータと会話するのは得意でも、生身の人間とうまくコミュニケーションが図れない。

すると、ハイテク・デジタルに大きく振れた時代だからこそ、どこかの時点で、ローテク・アナログの大切さが再認識され、両者の融合を図ることが求められてくるのではないだろうか、ということが予想される。

おそらくハイテク化が進めば進むほど、アナログ的なものの価値がむしろ高まってくるのではないだろうか。

大切なことは、今のこの時代の流れを正しく見極めることだ。

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