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2013年2月 9日 (土)

「世界標準」の仕事術/キャメル・ヤマモト

Photo 先端的なグローバル企業は、分散型リーダーシップという方向に向かっています。これは、チームのメンバーもグローバル人材である限り、何か強味や専門性をもっていて、その分野ではその人がリーダーシップをとるという意味です。メンバーもリーダーと対等の立場で、知恵を出して、汗を流します。だから、縦横斜め、すべての人に、なにがしかのリーダーシップが求められます。
 つまり、自分はリーダーの柄じゃないという人も、世界標準の仕事においては、必ず自分が専門とする分野や得意な分野ではリーダーシップをとることが期待されます。指示待ちはご法度、自分から動かなければ意味がありません。

日本ではリーダーシップというと、特定のポジションにつく人に求められるスキル、という捉え方が一般的だ。

例えば、多くの日本企業では管理職コースと専門職コースに分かれている。

組織の中で、自分の部下を束ね、リーダーシップを発揮することが求められる管理職コースと、

自分の専門性を高め、会社に貢献することを求められる専門職。

そして、後者の場合、往々にしてリーダーシップとは無縁の人がなることが多い。

中には専門バカと言えるような、内向きで対人関係に問題を抱えた人が専門職に進むこともある。

しかし、著者によると、その考え方は、少なくともグローバルな世界では通用しないという。

グローバルな世界では、専門職であっても、その専門分野ではリーダーシップを発揮することが求められる。

これは考えたら当たり前のこと。

組織の中でその専門性を生かすためには、同僚と話し合って合意形成をしたり、上司を説得したり、と、あらゆる意味でのリーダーシップが必要になるからだ。

今、多くの日本の企業でグローバル人材が求められているが、それを単に英語ができる人材、と、狭い意味で捉えている傾向がある。

おそらく多くの日本人にとって、英語よりも難易度が高いのは、リーダーシップの問題ではないだろうか。

日本人はもっとリーダーシップに真剣に取り組む必要がある。

場合によっては学校の教育プログラムの中に組み込むことも検討してよいのではないだろうか。

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