« ブルーオーシャンとコーポレートブランド/藤田勉 | トップページ | 成功はすべてコンセプトから始まる/木谷哲夫 »

2013年3月23日 (土)

教え上手/有田和正

Photo ユダヤの知恵は子どもに魚を与えず、魚の捕り方を教えるといいます。人を教え、育てる方法もそうであるべきです。つまり、即効性のある答えをすぐに教えるのではなく、その答えを自分で導き出せる考える力を養うことです。答えばかりをたくさん教わっている人に、問う力を備えることはできません。
 ですから、教え惜しみは教え上手の重要な条件であり、百ます計算のように答えをすぐに求めない、答えをすぐに与えない。それよりも考えるプロセスをたっぷりとる。そこに人を教え、育てるときの重点はあるべきです。

著者は、50年近く教育の第一線で活躍した教育界のカリスマ。

教え上手のポイントは「いかに教えないか」にあるという。

答えをすぐには教えず、自分の頭で考えさせる。

結論を急がず、即答を要求せず、ゆっくり考えさせる。

あえて大事なポイントを隠してヒントだけ与える。

わざとあいまいなことや間違ったことを提示して、固定観念や既成概念に揺さぶりをかける。

このように「自ら考えさせる」ことで、教わる側の人を深い思考の中へと誘導していく。

結局人は、自分で気づいたこと、考え出したことしか自分のものにならないということであろう。

これは対象が子どもであろうが、大人であろうが、共通して言えることではないだろうか。

私自身、企業研修の講師として立つことも多いので、多くの気づきを与えられた。

« ブルーオーシャンとコーポレートブランド/藤田勉 | トップページ | 成功はすべてコンセプトから始まる/木谷哲夫 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教え上手/有田和正:

« ブルーオーシャンとコーポレートブランド/藤田勉 | トップページ | 成功はすべてコンセプトから始まる/木谷哲夫 »