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2013年3月21日 (木)

社長復活/板倉雄一郎

Isbn9784569809236 ある革新的なアイデアを思いついたとき、同じようなアイデアを思いつく人は、恐らく世界に1万人はいる。
 アイデアを思いついた人の中で・・・・・
 大部分は、アイデアを思いついたことだけに満足し、その可能性に気がつかない。
 内1000人は、ブログやSNSを通じてアイデアをシェアし、少々の賞賛に満足する。
 内100人ぐらいは、アイデアを事業化する可能性を探る。
 内30人ぐらいは、具現化にたどりつくが、多くはアイデアに起因しない原因で失敗する。
 残った10人ぐらいが成功の島にたどり着くが、小銭程度で当初の夢を売り払う。
 最期に3人ぐらいが成功の島を手に入れる。
 成功の島を手に入れた3人とそれ以外の決定的な違いは、
 事業を遂行しようとする起業家の【意思】の違いに他ならない。

本書の著者板倉氏は、起業家として一度は成功したものの、その後倒産の憂き目にあい、どん底を味わい、再び起業したという経歴の持ち主。

ここでは、起業家として成功するには何が大事かということを述べている。

ただ単に革新的なアイデアを思いつくだけではダメ、

それを具現化させ、いくつもの壁を乗り越え、小さな成功で満足せず、成功を手に入れるまでチャレンジし続ける強い意思をもつことだと。

かなりハードルが高い。

確かに、多くの起業家の書いた本を読んでいつも感じるのは、普通の人とは明らかに違った感覚を持っているということ。

特に感じるのは、強烈な成功への意思を持っているということである。

恐らくそのようなものがあるからこそ、様々な困難を乗り越えることができるのであろう。

ただ、日本人の中にこのような人はどのくらいいるのだろう。

ほとんどの日本人は、程々で満足してしまうのではないだろうか。

さらに、日本は一度起業に失敗した人が、再チャレンジすることはむずかしい国。

そのことは日本の起業する人の数に如実にあらわれている。

さらに一度起業に失敗し、再チャレンジする人となるともっと少ない。

その意味では、板倉氏は異例と言えるかもしれない。

でも、このような人がどんどんあらわれてくるようにならないと、本当の意味で日本が活性化したことにはならないのかもしれない。

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