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2013年4月23日 (火)

君は本当に出世したくないのか?/尾崎弘之

Photo では、いったい「組織の中で働く」とは、どういうことだろうか。
 もちろん、一口に働くといっても、会社によって、職種によって、あるいは時代によって、場所によってその内容はさまざまである。したがって簡単にまとめることはできないわけだが、一つだけ間違いなく言えることがある。
 それは組織の中で働いて、自分の夢を実現させたり、あるいは充実した人生を送りたいと思うのであれば、「出世」をとりあえず目指さなくてはならない、ということである。あえて断定するならば、「出世なくして、人生の幸せはない」。このことをここでまず強調しておきたい。

「出世したくない」という若手社員が増えてきているという。

かつてエコノミックアニマルと言われ、新卒一括採用、ヨーイドンで皆が課長の椅子、部長の椅子を目指して出世競争していた頃の日本人と比べると、えらい違いである。

かつての日本人も異常だが、今の若者も問題がある。

この根本にあるのは「組織の中で働く」ということの意味が理解できていないことにあると著者は言う。

「出世したくない」理由としてよく上がるのは、「自由がなくなる」というもの。

しかし、これは全く間違っている。

というより、理解の仕方が浅い。

組織の中では、その最下層は一番自由度が少ない。

どの企業でも下っぱは言われたことをやることしか求められない。

もし自由に仕事をしたいと思うなら、出世することである。

企業の中で出世をする、つまり組織の階段を上るということは、それだけその人の「自由」が増すことに他ならない。

組織は上にいくほど自由度、裁量度が大きくなる。

もし、最大の自由を得ようと思うなら、企業であれば社長になることである。

そうすれば最大の自由を得ることができる。

では出世するためにはどうすれば良いのか?

それは、良い評価を得なければならない。

評価がイヤだと言ったところで、評価されなければ組織の階段を上にいくことはできない。

では良い評価を得るためにはどうすれば良いのか。

それは誰が見てもわかるような成果を上げることである。

そうすれば評価される。

これは当たり前の話しである。

しかし、これが若者に通じなくなってしまったところに今の企業が抱える最大の問題がある。

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