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2013年5月30日 (木)

伝え方が9割/佐々木 圭一

9  ここに驚くべきデータがあります。世の中に存在して目にすることのできる情報量が、10 年で530倍になったことです。インターネット情報の増大が原因です。ビジネス書1冊ぶんしかなかった情報が10 年で本棚まるごと2つぶんに増えてしまったのです。とんでもない量の情報の洪水が、私たちの生活の中を駆け抜けています。
 これにより、世の中で何が起こっているかというと、ほとんどの情報が無視されているということです。
 ただでさえ溢れている情報の中で、個性のない普通のコトバは無視されるどころか、なかったものとして扱われます。そんなコトバは、深夜に通り過ぎる貨物船です。誰にも気づかれず、通り過ぎていくだけです。これまでの時代は、コトバを職業にする人だけが技術を磨けばよかったのです。でも今は、一般の人たちこそコトバ磨きが必要な時代といえます。

今、言葉は世の中にあふれている。

特にインターネットが普及して、その量は爆発的に増加した。

そして、その傾向は今後益々加速することだろう。

この言葉の洪水の中で、埋もれてしまわないためには、「伝わる言葉」のスキルを向上させることが重要である。

誰もが話すことができる。

しかし、そのレベルは著者にいわせると、温泉でのお気楽ピンポンレベルだと言う。

言葉は行き交うものの、そこには全く工夫がない。

みんながそのレベルだから、ちょっとスキルを身につければ、それだけで抜きんでることができる、と。

人の印象に残る強い言葉をつくるには5つの方法がある。

「サプライズ法」「ギャップ法」「赤裸々法」「リピート法」「クライマックス法」

これらは人間の本能に基づくものなので、グローバルに通用する。

つまり、言葉が違っても「サプライズ」があると人はドキドキする。

人種が違っても「ギャップ」があると人は感動する。

地域が違っても「赤裸々」なものに人は引き込まれる。

国が違っても「リピート」があれば記憶に残る。

文化が違っても「クライマックス」に注目する。

私も顧客の前で話す機会が多いので、その中の一つでも身につけてゆきたい。

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