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2013年5月19日 (日)

本質を見抜く「考え方」/中西輝政

Photo 「全員一致したら、その決定は無効」
 これはユダヤ人がサバイバルのために身につけてきた、歴史の大教訓です。何かを決める際に、全員一致の決定は無効になり、また一から議論をやり直さなければいけません。全員一致するようなことがあれば、それはもう誰一人として、真剣に考えていない証拠であるとみなすわけです。
 ユダヤの子供たちは、小さいころからその教訓をたたき込まれ、「みんなが一致している見方は、絶対に間違っている」と教えられて育っています。一人ひとりが真剣に考えれば、いろいろな意見が出て当然だと思っているからです。

考えてみたら、これは非常に合理的な考え方である。

人はみんな違った考え方を持っている。

だから、全員一致なんてあり得ない。

もし、全員一致になったとしたら、それは、真剣に考えていないか、あるいは、何かの力が働いているに違いない。

そういう発想である。

おそらくこれは何度となく民族の存亡の危機に直面したユダヤ人の知恵なのであろう。

しかし、それに比べると、日本は全員一致を良しとする風土がある。

それどころか会議で一人だけ異を唱えると「空気を読めないヤツ」と白い目で見られる。

何事も空気を読むことを求められる日本人ならではの意思決定の方法である。

しかし、このような決め方、意思決定の機能としては非常に脆弱だと言わざるを得ない。

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