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2013年7月26日 (金)

スティーブ・ジョブズⅡ/ウォルター・アイザックソン

Photo  シンプルなものが良いとなぜ感じるのでしょうか? 我々は、物理的なモノに対し、それが自分の支配下にあると感じる必要があるからです。複雑さを整理し、秩序をもたらせば、人を尊重する製品にできます。シンプルさというのは、見た目だけの問題ではないのです。ミニマリズムでもなければ、ごちゃごちゃしていないということでもありません。複雑さの深層まで掘り進める必要があります。本当にシンプルなものを作るためには、本当に深いところまで掘り下げなければならないのです。たとえば、ネジをなくそうと考えたのでは、えらく入り組んで複雑な製品ができてしまうかもしれません。もっと深い部分でシンプルさを実現すべきなのです。対象のあらゆる面を理解する、それがどう作られるのかも理解する。つまり製品の本質を深く理解しなければ、不可欠ではない部分を削ることはできません。

ジョブズはシンプルさについて上記のように語っている。

アップルの商品の特徴を一言で表すなら、そのキーワードは「シンプルさ」であろう。

商品の開発プロジェクトの中でも、それは徹底されていた。

プロジェクトがスタートすると、ジョブズは毎日のようにかかわった。

ここでもジョブズが要求したのは「シンプルにしろ!」だった。

曲でも機能でも3クリック以内でたどり着けなければならないし、どこをクリックすべきか直感的にわからなければならない。

どうすればたどり着けるかわからない、あるいは4クリック以上必要なら、強烈な叱責が待っている。

アップルがユーザーから何を求められているかを察知し、それを形にするために全体を統制する。

一切の妥協を許さない。

そこからiMacやiPod、iPhone、iPadなどが生まれ、アップルは独特なデザインで他社と差別化し、ジョブズ復帰後、快進撃を続けた。

簡単にできることではない。

これをやってのけたところにジョブズが天才だと言われる所以があるのであろう。

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