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2013年7月18日 (木)

「1秒!」で財務諸表を読む方法/小宮一慶

Photo  私が1秒だけ、どこかの会社の貸借対照表を見せてくれると言われたら、どこを見るでしょうか。図を見て分かりますか? それはズバリ、短期的な負債の返済能力です。
 企業はたいていの場合、「流動負債」を返済できなくなって倒産します。流動負債とは、1年以内に返済義務のある負債です。その流動負債を返済するための資金繰りがつかなくなると倒産に直結するのです。

本書のタイトルを見ると、いかにも簡単に企業の状態を見抜くテクニックが書かれているような印象を持つが、それは最初の数ページだけ。

後は、かなりむずかしい内容が並ぶ。

何れにしても、タイトルの通り、もし1秒しか財務諸表を見る時間がないとしたら、やはりこの部分であろう。

つまり、流動負債をまかなうだけの流動資産があれば、まず、当面は大丈夫というふうに考えるわけだ。

貸借対照表には、流動資産の合計と、流動負債の合計が普通は記載されている。

だから、その部分さえ見れば、一瞬でその判断はできる。

逆に言えば、企業は黒字であっても、借金を返済できなければ倒産するということ。

6ヶ月以内に手形不渡りを2回出すと銀行取引停止の処分を受け、信用の低下につながり、会社自体は存続しても事実上の倒産といわれることになる。

他にも重要な指標として、売上高、利益率、自己資本比率、ROA、ROE、キャッシュフロー等があるが、それぞれの指標が何を意味しているのか、知っておく必要はあるだろう。

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