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2013年8月 4日 (日)

「3年で辞めさせない!」採用/樋口弘和

Photo  中途採用で、たとえば建設業からサービス業へと業種が変わる場合でも、その人のコンピテンシーは基本的には変わりません。新しい業界の専門知識や経験は学ぶことができますが、行動特性は基本的には変わりません。これから新天地で頑張ろうという人は、実は過去にも頑張ってきた人です。それが明らかになれば「環境を変えればいい仕事をするだろう」というたしかな予測が成り立ちます。つまり「業界の経験や知識」よりも、コンピテンシーの高い人を採用したほうが、同じ教育という投資を行っても圧倒的に効果に差が出ます。将来的には会社の成長に繫がるのです。面接のポイントは、そこを確かめることにあります。

採用にはお金がかかる。

担当者はエネルギーも時間も取られる。

にも関わらず3年で辞める若者が増えている。

企業にとっては大損失である。

どうすれば戦力になる社員を採用できるのか。

これは企業の永遠の課題かもしれない。

絶対と言える決め手となるものは見つからないのだが、コンピテンシーはその中で重要なキーワードになる。

コンピテンシーを日本語に訳すと「能力」となる。

しかし、ただの能力ではない。

「成果に直結する能力」である。

人にはそれぞれ一定の行動特性を持っている。

これはなかなか変わらないもの。

そして高業績者には共通した行動パターンがある。

だから、対象者の行動パターンを見ることによって、戦力になる社員かどうかを見極めることが可能になる。

著者の調査によると、学生が社会人として成長するかどうかを見極めるポイントはコンピテンシーで表現するとたった三つだという。

一つ目は、高い目標を持ち、それをやりきろうとする「達成志向」。

つまり情熱のようなもの。

二つ目は、異年齢、異文化集団の中で相手の言わんとすることを理解し、対応できるかという「適応能力」。

柔軟性と表現しても良い。

三つ目は、成長する人間に不可欠な「素直さ」。

専門用語では、「自己認知」と言う。

これは参考にしても良いのではないだろうか。

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