私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか/三浦雄一郎
階段を10歩登るのが苦しい80歳の老人が、半年後にエベレストのてっぺんに立つ。それができると他人に説明できる根拠は、ありません。
まあ、何とかなるだろう。今までだって何とかなってきたのだから。ただ、そう思うだけです。
80歳でエベレスト登頂に成功した三浦氏。
本書は、著者が登頂する前に書かれた本。
とうぜん、成功するかどうかもわかっていない。
しかも、心臓の手術を受けた後で、体調は最悪の状態。
にも関わらず、心はワクワクドキドキの状態だったという。
まるで遠足に出かける前の子供のように。
どうしてそんなにも明るく、ポジティブでいられるのか。
著者は明るくポジティブでいられる理由は、目標があるからだと言っている。
目標を達成できるかどうかではなく、目標を持つこと自体に意味があるんだと。
目標を持つことがいかに大事なことか。
それは著者の生き方がそのものが証明していると言えよう。
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