継続は、誰も裏切らない/内藤誼人
努力を継続するうえで、もっとも大切なことは、努力に価値を見出すことである。そういう意識改革をすることである。努力することがバカらしいとか、面倒くさいとか、そういうネガティブな意識を持っていると、そもそも努力しようという気持ちが失われてしまうからだ
人間は、自分が価値を見出せることしか、熱心にできないのだ。
何か一定のスキルを身につけようとしたり、あるいは成果をだそうと取り組む場合、ネックになるのは、どれだけ継続できるか、ということである。
一つのことを継続できれば、たいていのことは成就することができる。
逆に言えば、継続できれなければ、何一つものにすることができないということ。
まさに〝継続は力なり〟である。
でも、なぜ継続できないのだろう。
一つの原因は、継続することに、努力することに価値を見いだしていないからだと著者は述べている。
「努力するなのなんて、カッコ悪い」
「泥臭いのは、スマートな僕には似合わない」
「努力なんかしたって、どうせうまくいかないよ」
このような意識を持っている人は、果たして努力を継続することができるだろうか。
努力をバカにする人は、辛い努力などできるわけがない。
ものごとを継続できない人は、まず意識改革から始める必要があるということである。
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