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2013年10月14日 (月)

捨てる力/羽生善治

Photo 強くなるためにどのように将棋を学んできたのか。
 自分自身を振り返ると、そのプロセスは至って単純なものです。まずアイディアを思い浮かべる。次にそのアイディアがうまくいくかどうかを調べ、それを検証したうえで試合で実行する。最後に、実践したあとに検証・反省する。そして、また最初に戻る。これの繰り返しでした。

史上初の七冠独占を25歳で成し遂げ、その後も記録を塗りかえ続ける羽生善治。

まさに彼は、成長し続けている、強くなり続けている、といえよう。

その彼は、強くなるために必要なことは、仮説・検証のサイクルを回すこと、と述べている。

何かを考える場合、ただ闇雲にやっても仕方がない。

アイディアを思い浮かべる、つまり仮説を立てることが大事。

ただ、「これを考えよう」というアイディアの段階の前に、準備が必要。

さまざまなデータを調べて物量的なものをひとつずつ積み重ね、「整理整頓」→「取捨選択」→「まとめる」というプロセスを経て、これは使える、使えないということを判断する。

自分の頭のなかで、そういう分類をする。

「使える」「使えない」を理解したうえで「次に何をどうしようか」という、「アイディアを思い浮かべる」段階に入る。

このようなアプローチが仮説を立てる場合に大事なこと、と述べている。

これなどビジネスパーソンがそのまま使える内容である。

むしろ、仮説・検証のサイクルを回すということは、分野に関わらず、一つのことに上達するための共通項なのだろう。

そして、一流とは、これらのことを着実に、そして確実に、日々実行している人のことを指すのではないだろうか。

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