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2013年10月17日 (木)

「やりがいのある仕事」という幻想/森博嗣

Photo 仕事というのは、成果を問うものだ。それが殺伐としていると感じるのも素直な感覚で、そのとおり、仕事というものは殺伐としている。少なくとも和気あいあいの場ではない。少しくらい明るい部分があっても良いかもしれないが、それはちょっとした飾りのようなものでし かない。
 同じことを、大学受験で血眼になっている予備校生たちに言ってみると良い。「成果主義で、みんな自分のことでいっぱいいっぱいに見えるが、もっと朗らかで楽しい予備校にするには、どうしたら良いですか?」と尋ねてみよう。たぶん、「煩いから帰ってくれ」と全員から言われるだろう。それは、予備校に通っている若者が、既に、自分の目標をしっかりと認識しているためだ。あんな子供でも、それくらい自覚ができるのである。
 仕事をする大人であれば、自分たちのやっていることの本質がどこにあるのか、まず正しく理解した方が良いだろう。

成果主義というとなにかと評判がよろしくない。

特にマスコミはこれを徹底的に叩く。

しかし、成果を求めない仕事というものがあるのだろうか?

極論すれば、すべての仕事は成果を求められるものである。

それは当たり前のこと。

だとしたら、ことさら「成果主義」と呼ばないで、「当たり前主義」と言えばよいのではないだろうか。

社員に成果を求めると問題になる国、むしろここに大きな問題があるような気がする。

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