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2013年10月15日 (火)

仕事は半分の時間で終わる!/津曲公二、清水 茂

Photo わたしたちは、企業向けのセミナーの中で、「掛け持ち」に関するある実験をゲーム形式で試みています。

 A ふたつのことを、掛け持ちで同時に進める
 B ふたつのことを、掛け持ちなしで、ひとつが終わってから次を始める

 それぞれ使った時間を比較してみると、
 Aの「掛け持ち」方式では、ふたつのことが終了するのは15分間でした。ひとつの平均所要時間は7分半という結果です。Bの「掛け持ちなし」では、ふたつが10分弱で終了しました。ひとつの平均所要時間は5分弱です。
 つまり、掛け持ちで作業をすると、掛け持ちなしより5割も余計な時間がかかったことになります。

今、ブラック企業が問題になっているが、そのような企業に共通することは残業が多いということである。

その意味で、残業時間を減らすことは、多くの企業にとって重要な課題だと言えよう。

残業を減らすには、仕事を効率よく進めることである。

本書は、そのためのノウハウをまとめたもの。

例えば、ここで取り上げている「掛け持ち」の問題。

仕事は、「早く始めれば、早く終わる」それが一般的な認識である。

ところが実際には、早く取りかかったものが遅くなり、後から取りかかったもののほうが先に終わった、ということが起こる。

なぜなのか?

その原因は、「掛け持ち」にある。

あれもやらなければ、これもやらなければと手をつけて、どれも中途半端で終わらない。

そんな悪循環は誰しも経験している。

ひとつの仕事が終わってから次の仕事に取りかかるとスムーズに運び、結局両方の仕事が早く終わる。

つまり掛け持ちをしないで、ひとつのことを順番に片づけることによって、「遅く始めても、早く終わることができる」のである。

これ一つを確実に身につけることだけでも、仕事の時間は短縮できるのではないだろうか。

大事なことは、仕事のやり方に対して常識にとらわれ、ある一定の固定概念を持たないことである。

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