« 食いっぱぐれない「働き方」のテクニック/金子哲雄 | トップページ | トヨタの片づけ/OJTソリューションズ »

2013年10月20日 (日)

トヨタの口ぐせ/OJTソリューションズ

Photo  山田はよく、現場の人たちに「6割いいと思ったらすぐやってください」と言っているという。6割というイメージがちょうどいい。
 5割となると確率は半分半分。成功するか、失敗するか、その確率は同じだ。だから、成功させることは難しいと感じてしまう人が多い。
 逆に、「7割いいと思ったら……」「8割いいと思ったら……」でも、しり込みしてしまう人が多い。7割、8割という高い比率になると、「成功して当たり前」のレベルという印象が強く、失敗を恐れ慎重になってしまうためだ。

誰でも失敗が怖い。

失敗が怖いとどうしても、新しいアクションを起こせなくなる。

結果として、同じことの繰り返しになる。

同じことの繰り返しを続けていると、やがてマンネリ化する。

マンネリ化すると、やる気がなくなる。

やる気がなくなると、生産性が落ちる。

生産性が落ちると、他社との競争に負けてしまう。

他社との競争に負けると、売上が落ちる。

結果、会社はどんどん衰退していく。

このような負のスパイラルに陥っている会社が多くある。

では、これを正のスパイラルに変えるためにはどうすればよいのか。

そのためには言葉を変えることである。

やっぱり誰でも失敗することが怖い。

失敗すれば、マイナスの評価をされることもある。

だから、なかなか行動に移せないのが実情。

そこで、現場の作業者に行動を起こさせるような、きっかけや言葉が必要。

「6割いいと思ったらすぐやってください」という言葉。

確かにこれは一歩前に足を踏み出させる言葉だ。

自分がいいと思ったらとにかくやる。

失敗したらすぐやめる。

やめて元に戻せばいい。

失敗した人は素直に「やってみたけどダメでした」と言えばいいし、誰も失敗したことで怒ったりしない。

だからこそ、どんどん動いていける。

こんな風土にするためには、まず言葉を変えることだ。

本書は、トヨタ勤続40年以上の元現場リーダーたちを中心に取材し、「トヨタで口ぐせのように語りつがれている言葉」をまとめ、その言葉の背後にある考え方に迫ろうとしたもの。

どんな会社でも、日々の仕事のなかで「口ぐせ」のように繰り返し使われている言葉がある。

この言葉一つひとつがトヨタの強さをつくっているといっても過言ではない。

« 食いっぱぐれない「働き方」のテクニック/金子哲雄 | トップページ | トヨタの片づけ/OJTソリューションズ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トヨタの口ぐせ/OJTソリューションズ:

« 食いっぱぐれない「働き方」のテクニック/金子哲雄 | トップページ | トヨタの片づけ/OJTソリューションズ »