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2013年11月21日 (木)

世界最高MBAの授業/佐藤智恵

Mba 授業終了後、大橋さんが意外に思ったのは、アメリカ人学生も結構プレゼンテーションが下手だということだ。アメリカ人はみんなスティーブ・ジョブズ並みにプレゼンができると思ったら大間違いだった。
 「最初の頃は、顔を真っ赤にして話す人とか、声が上ずってしまう人とか、まともにプレゼンができない学生がかなりいましたね。アメリカ人といえばプレゼン上手という印象がありますが、それはたまたま企業や学校で訓練された、上手な人たちが表に出ているから。普通の学生は、僕たち日本人とそんなに変わりません」

本書は、欧米の有名ビジネススクールで学んだ日本人留学生たちから聞いた「最も印象に残った授業」を紹介している。

ハーバードやスタンフォードなど、欧米の名だたるMBAが出てくるが、共通しているのは、経営学の知識を詰め込むだけではなく、実践的な内容になっているということ。

MBAの目的は、ズバリ、グローバルリーダーの養成である。

だから、多くの日本の大学でやっているような、教科書をただ読んで学ぶだけ、という授業はしない。

教科書は前もって自分で読んでくるのが前提で、その上に立って授業ではディスカッションしたり、ロールプレイやプレゼンテーションをする。

体験的な授業が中心である。

たとえば、欧米人はプレゼンテーションが得意だという印象があるが、それはちゃんと訓練しているからそうなのであって、最初からうまくはないのである。

スタートは日本人となんら変わらない。

しかし、MBAで学ぶことによって人を動かすプレゼンテーションができるようになる。

訓練によって感動的なプレゼンテーションができるようになるということは、オリンピック招致のための日本チームのプレゼンによって証明された。

日本の大学も、ただの学びではなく、もっと実践的な授業をすることが必要なのではないだろうか。

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