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2013年11月26日 (火)

論理的に話す技術/出口汪

Photo・「イコールの関係」を意識するだけでも、会話は論理的になる

・「対立関係」が使えると、話に説得力が出る

・話をより論理的にしてくれるのは「理由づけ」と「因果関係」

論理的に話すポイントは、上記の3つだけだという。

まず、「イコールの関係」を意識する。

たとえば、自分の意見を伝えているときに、自分の考えと似た誰かの意見を引用したり、具体的な例をあげたりする。

「たとえば~」という具合に。

これは「イコールの関係」

レポートや企画書などでも、「イコールの関係」が使われる代表的な例。

まず自分の考えを述べて、それから自社や他社の似たような企画の事例をあげる。

これは「イコールの関係」だし、自分の考えの正しさを裏付けてくれる統計などを示すのもそう。

これは話すときでも同じ。

自分の考えを述べてから、他者の似た事例ではこんな結果が出ているとか、こういう調査結果がありますという話し方をすることがあるが、どちらも「イコールの関係」を使っている。

次に、「対立関係」を使う。

一般に、言葉や概念には「対」になるものがある。

「男と女」「天と地」「高いと低い」「大きいと小さい」など、こういった対になった言葉の間には「対立関係」という論理関係がある。

たとえば、海外勤務から戻ってきた人が、「日本はいいよ、やっぱり。安全で、夜中に一人で歩いていても、本当に安心だもの。向こうじゃ……」と、自分が暮らしていた国、街の治安の悪さを話したりする。

そうすると、いかに日本が安全で、安心して暮らせるのか、治安がいいのかが、よく実感できる。

これは「対立関係」を使った話し方。

ただ「日本はいい国だ」、「日本は安全で素晴らしい」と言われても、あまりピンとこないが、治安の悪い国や街のことを例に出して話されると、日本のいいところがよくわかる。

対比することによって、日本の良さが際立つ。

最後に「理由づけ」と「因果関係」を使う。

自分が意見を言ったなら、その証拠として具体例をあげる。

次にその具体例がなぜ証拠になるのか、あるいは具体例からどうしてその意見が導き出されるのかを説明しなければならない。

これを「理由づけ」と言う。

これによって自分の意見の説得力が増す。

わかりやすい文章、話し方というのは、どれが意見か、証拠か、「理由づけ」か、すぐにわかるもの。

読んだり、聞いたりしていて、それがわからないようなら、それは文章や話し方に問題があることになる。

つまり、論理的な構成が出来ていないということ。

論理的に話すための3つのポイント、

覚えておいて損はない。

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