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2013年11月27日 (水)

論理的に書く技術/出口汪

Photo 悪質なのは、意図的に主観と客観を入れ混ぜるケースだよ。自分の意見を押し通したいがために、意図的に客観的事実のように語るんだ。
 政治家の発言などにこういう例が多い。たとえば、「最近の中国は空母を装備するなど、軍事力が飛躍的に高まっている。安全保障面でアメリカの傘に依存している日本など、あっという間に中国に占領されてしまうだろう」といった発言などだ。この人は、中国が就航させた空母がロシアの二十年以上まえの中古であることや、日本の防衛費が世界六位であることなどには意図的に触れていない。つまり、「中国は危険だ」という自分の主観を通すために客観を装っているんだ。

主観と客観の混同、これは無意識のうちに使っていることが多い。

意図的であろうとなかろうと、主観と客観を混同したら、その文章は論理的に破綻する。

論理的な文章では、主観と客観を明確に区別して、主観的意見をデータや具体的事実などの客観的な材料で検証しなければならない。

だからこそ、その文章には説得力が生まれる。

しかし、テレビや新聞、雑誌の論調、客観性を装ってはいるが、その大部分は主観ではないだろうか。

注意する必要がある。

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