« 40歳から年収1000万稼ぐ人のルール/田中和彦 | トップページ | スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編/ティモシー・テイラー »

2013年12月10日 (火)

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編/ティモシー・テイラー

Photo企業は信用するけれど、政治家は信用できないという人がいます。
 逆に、政治家は信用するけれど、民間企業なんか信用しないという人もいます。
 経済学は、誰のことも信用しません。

著者によると、経済学は企業も政治家も信用しないという。

これは非常に大事な考え方ではないだろうか。

つまり、経済学は性悪説で物事を見ているということ。

世の中には、もしかしたらよい企業もあるかもしれない。

高品質の製品やサービスを安く提供し、従業員にすばらしい職場環境を提供する企業もあると思う。

しかし一方で、悪質なやり方で従業員をこき使い、自分だけいい思いをしている経営者がいるのも事実である。

世の中には、いい政治家もいるかもしれない。

未来を見据えた制度をつくり、人びとの暮らしの質を大きく高めてくれるような良い政治家もいるかもしれない。

しかし、人びとの利益よりも自分の立場を最優先し、私腹を肥やすことばかり考えている政治家もいるのもまた事実である。

だから、経済学は誰も信用しないということである。

政治家も企業も放置しておけば、悪いことをするのだ、と。

そこで必要になってくるのがガバナンスである。

ガバナンスとは、企業や政治家の働きをきちんと監視し、評価するということ。

政治家や経営者は求められるパフォーマンスをだしているのか。

私利私欲でなく、望ましい方向に向かって動いているのか、監視し評価することが必要だと。

特に度重なる企業や政治家の不祥事を見るにつけ、確かに「誰も信用しない」という経済学の基本的は非常に大事なことだと考えさせられた。

« 40歳から年収1000万稼ぐ人のルール/田中和彦 | トップページ | スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編/ティモシー・テイラー »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 40歳から年収1000万稼ぐ人のルール/田中和彦 | トップページ | スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編/ティモシー・テイラー »