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2014年1月10日 (金)

リフレが正しい。/高橋洋一

Photo アメリカ政府には秘密兵器がありまして、その名も印刷機と申します(あるいは、今日の場合、電子的な印刷技術でしょうか)。この印刷機のおかげで、政府はドルをほとんどコストゼロで好きなだけつくりだすことができます。
 アメリカ政府は、流通するドルの量を増やすことで、あるいは、そうするぞと迫真の脅しをかけるだけで、商品・サービスに対してのドルの価値を下げることができるのです。これは、ドルで測った商品・サービスの価格を上げることと同義です。
 つまり結論はこうなります。「紙のお金のシステムにおいては、政府が断固たる意志さえ持てば、いつでも支出を高め、それによってプラスのインフレを生みだすことができる。

本書は前FRB議長バーナンキ氏の講演集。

バーナンキ議長の主張を、一言でいえば、「日本の金融政策に、インフレ目標を導入させたアベノミクスを、とても評価している」ということ。

上記抜き書きのバーナンキ氏の言葉を通して思い出すのが、安倍首相が参議院選の演説「経済を回復させるには輪転機をどんどん回してお札を刷ればよい」といった言葉。

振り返ってみるとバーナンキ氏と同じような趣旨のことを言っている。

この言葉はマスコミから批判を浴びたが、あれから1年経って、確かに金融緩和は効果があったと言える。

つまりデフレ時にはお金の量を増やすことが処方箋としては非常に有効であるということ。

逆に言えば、失われた20年と言われた期間、政府や日銀は何をやっていたのだということである。

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