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2014年1月25日 (土)

プロフェッショナルサラリーマン/俣野成敏

Photo お笑い芸人の明石家さんまさんは、高校を卒業してすぐに笑福亭松之助師匠のところに弟子入りしたそうです。
 すると師匠から、家の近所を毎日箒で掃けといわれた。さんまさんはそれが不満で、内心「俺は奈良でいちばん面白い男なのに、掃除をするためにこんなところに来たんじゃない」と思っていたそうです。
 そう思いながら掃除をしていたら、あるとき師匠が、
「それ、楽しいか」
 と聞いてきた。
「いいえ」
 と正直に言ったら、
「そやろ。そういうのが楽しいわけがない。掃除はどうしたら楽しくなるか考えろ」
 それでさんまさんはハッと気持ちが切り替わった。
 そうか、面白い素材を面白く言うだけだったら、これはプロじゃないんだ。誰が見てもこんなの全然面白くないというところに面白さを見出して、それを世間に伝えるから一流なんだということに気づいたそうです。

サラリーマンであってもプロとアマとでは大きな違いがある。

そしてどうせならプロフェッショナルサラリーマンを目指すべきであろう。

プロフェッショナルサラリーマンになるための条件はいろいろあるが、最低限の条件は非常にシンプル。

すなわち、若いときはつべこべ言わずに、一生懸命働くこと。

でも、これがなかなか難しい。

若いころは、自分で仕事を選べない。

上司や先輩から言われた仕事をやるというパターンがほとんどである。

そしてそれは当然、面白い仕事ではない。

しかし、仕事の楽しさややりがいは、仕事をしながらでしかみつからない。

ドラッカーも「最初の仕事はくじ引きだ」といっている。

だから最初の仕事はくじ引きだと思って、どんな仕事でも、とりあえずやってみるのがいちばんいい。

その仕事の中に意味を見出し、その仕事を面白くすることができるのがプロだといえるだろう。

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