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2014年1月18日 (土)

リブセンス<生きる意味>/上阪徹

Photo 冬でも半袖、短パンでいても怒られなかった。それは、「人と違うことをしてもいい」というメッセージだった。「個性」を認めるということだ。
 だが一方で、普通でいることも求められた。普通とは、「常識」を持ち、謙虚でいることを忘れない、ということである。
 この「個性」と「常識」を間違えてしまうと、とんでもないことになる。非常識な行動を「これも個性だから」と主張する親は、とても恥ずかしい。

史上最年少25歳でで東証一部上場を果たしたリブセンス村上太一社長。

リブセンスとは直訳すると「生きる意味」

高校2年生のころ、自分はどうして生きているんだろう、死んだらどうなるんだろう、と〝生きる意味〟を求めて悶々とした時期があり、それが命名の理由だという。

以前カンブリア宮殿に出演していたのを見たことがあるが、はっきり言って「ごく普通の25歳の青年」である。

創業経営者独特のギラギラしたものがない。

しかし、逆に言えばそれがすごいところなのだろう。

つまり肩ひじ張ったところがないのである。

あくまでも自然体。

そこが強さなのだろう。

インタビューの内容を読んでもやはり普通である。

「とにかく、お客さまが満足するものを作りたいと思ったんです」とか、

「器用な人のほうが、いろんなことができるから、選択肢が増える。いろんな選択肢があると、人は弱くなるんじゃないかと思います」とか、

「仕事だけを100%愚直にやり続けている会社は、基本的にうまくいくと思うんです。そうじゃないところに目が向き始めると、会社はおかしくなってしまう」

と、ある意味、すごさを感じさせない。

でも、物事の本質をついている。

このような人格がどうしてできたのか。

「個性」と「常識」をきちんと区別して教える、という幼少のころの両親の教え方にそれを解くカギがあるようだ。

 

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