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2014年1月23日 (木)

世界で通用する人がいつもやっていること/中野信子

Photo 「ヤーキーズ・ドットソンの法則」という心理学の基本法則を紹介したいと思います。「覚醒レベル」と「学習パフォーマンス」の間に逆U字曲線型の関係があることを明らかにした法則です。心理学者のヤーキーズとドットソンが、ネズミを使った実験で発見しました。
 この法則が言っているのは、極端にストレスがなさすぎる場合や、逆にものすごいプレッシャーがかかり、ストレスにさらされている場合には、記憶や知覚のパフォーマンスが低下してしまうこと。逆に、適度なストレスが学習パフォーマンスを最高レベルに高めてくれるのです。この法則はネズミだけでなく、人間にも当てはまります。一時的な感情によるストレスと、知覚や記憶のパフォーマンスとの間には、このような関係が成り立つと考えられています。

著者がたくさんの世界レベルの人たちに出会い、そこから私が得た結論は 「『世界で通用する頭のいい人』というのは、ただの秀才ではない」ということ。

例えば彼らは、「空気を読まない」「敵を味方にする」「ストレスを自分に与える」など、ちょっと非常識だったり一見大人げないことをしてみたりすることで、周りを自分のペースに巻き込んでいく力を持っている。

例えば、ストレスについて。

彼らはストレスを上手に自分に与える術を心得ているという。

ストレスというととかく悪いイメージがある。

中にはストレスによってうつになったりする人がいるのだから、そのようなイメージを持つのも仕方ないことかもしれない。

しかし、では、全くストレスのない状態で人間は成長することができるのだろうか?

おそらくその状態で人間は成長することはできないだろう。

ある程度プレッシャーにさらされたほうが効率よく仕事ができる。

締め切りが間近になると、すごい集中力で仕事が進むという経験は誰もが体験しているのではないだろうか。

そのように考えると、ストレスがない状態とは決してよい環境ではない。

むしろ適度なストレスがあった方が良いのである。

ストレスとは上手につきあうことが大事ということではないだろうか。

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