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2014年2月28日 (金)

日本人が世界に誇れる33のこと/ルース・ジャーマン・白石

33 長男が二歳のときのことです。里帰り先のハワイでブランチを食べていました。(中略)
 さて、気持ちよく食事を終え、子供の散らかしたテーブルを整え、お皿を重ねていると、それまでざわざわしていたレストランが、突然静まり返りました。
 ふと周囲を見回して、ほかのお客たちやウェイトレスの視線を浴びていることに気がつきました。
 ウェイトレスがやってきて、こう言います。
「10年間ウェイトレスをやっているが、自分たちで後片づけをしているお客様は初めて! Great!」
「日本では普通ですよ。大丈夫、こちらでやります!」
 このやり取りが日本の「常識」と、世界の「常識」の差なのです。

著者は24年間日本に在住するアメリカ人。

著者が言いたいのは、日本にはとても大事なオンリーワンが健在だということ。

そのオンリーワンは、日本人にとってはあまりにも当たり前な部分で、日本人自身が海外に長期的に居住することでもなければ気づかないもの。

確かに、本書で記している内容は日本人としては当たり前のことである。

東京ではクラクションがほとんど鳴らないとか、

何かをされるとすぐにお礼の言葉を述べるとか、

現金の落し物をポケットに入れないとか、

これらは日本人にとっては当たり前のことである。

今、グローバル化ということが盛んに言われているが、それがもし欧米化と同義語であるならば、それは間違った方向性だといえる。

「グローカル」という造語がある。

「グローバル」と「ローカル」を合わせた言葉である。

今後求められるのは、何でも欧米に日本を合わせるのではなく、日本のよいものを発信し、それによって、日本化を進めていくという方向性ではないだろうか。

日本には日本人が気づいていないオンリーワンが多く存在する。

もっと日本人は自国の文明文化に自信を持ってよいということである。

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