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2014年2月 9日 (日)

プロフェッショナルマネジャーの仕事はたった1つ/高木晴夫

Photo 優れたマネジャーは、「マネジメントに最も大切なたった1つのこと」を実践しているのです。ところが、世の中にマネジャーと呼ばれる人は山ほどいますが、その多くが、1つの「最も大切なこと」を実践できていないのです。
 こでちょっと視点を変えて、マネジメントされる部下の立場に立って考えてみてください。部下たちは多かれ少なかれ、次のような疑問や悩みを抱えています。
「自分にこの仕事が任された理由がわからない」
「自分の仕事は会社にとって本当に意味があるのか」
「自分の本来の力を発揮させてもらえない」
 つまり、会社における自分の仕事と存在の価値に対して、答えを求めているのです。

「配る」ということが、マネジメントの本質だ、と著者は言う。

マネジメントという仕事とは、ヒト、モノ、カネ、情報という経営資源を、部下を中心とした周囲に「配る」ことのくり返しである。

中でも、マネジメントにおいて、「情報」こそすべてのカギを握る存在。

マネージャーの仕事は、部下を動かして、仕事の目標を達成すること。

部下を動かすためには動機付けが大事。

つまり、マネジャーの本質的な仕事とは、「適切な情報を配る」ことによって、部下に動機付けを与え目標を達成すること。

動機付けのメカニズムはいたってシンプル。

仕事における動機付けで言うと、自分の仕事に対して何らかの「働きかけ」を行うと、仕事から「手応え」が戻ってくること、この条件さえ保たれていれば、動機付けは高く維持される。

手応えがプラスだろうとマイナスだろうと、 「働きかけ」→「手応え」→「働きかけ」→「手応え」→…… という循環構造さえ成立していれば動機付けは上がる。

その動機付けを上げるためにマネージャーは次の2つを行う必要がある。

第一に、ある仕事をさせて、手応えを得る、というサイクルを体験させること。

第二に、その仕事がどんな状況の中で、どんな意味を持つのかを認識させること。

マネジャーがまわりの状況をよく見て、部下にこの二つの「部下の行動をうながす」ような情報を配ると、マネジメントの質は上がる。

つまり「配る」ということが、マネジメントの本質。

これは、マネジメントの本質を捉えているのではないだろうか。

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