« 機械との競争/エリク・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー | トップページ | なぜ「反日韓国に未来はない」のか/呉善花 »

2014年3月 6日 (木)

情報を読む技術/中西輝政

Photo 数ある情報の中から、価値ある情報を見つけ出す選別眼を養う方法があります。
 それは、新聞の「ベタ記事」に注目するということ。扱いの小さなベタ記事にこそ、重大な情報が隠れていることが多いのです。

今、日本は情報であふれている。

情報の洪水状態といってもよい。

その中で、何が本当の情報なのか、何が必要な情報なのか、何が価値ある情報なのか、判断する必要がある。

特にマスコミの情報は客観報道をうたっておりながら何らかの意図が含まれていることが多い。

その中で、価値ある情報を手に入れるにはどうすればよいのか?

著者は、「ベタ記事」に注目せよ、と言っている。

日本のマスコミは、ショッキングな情報、物議をかもしそうな情報、自社の方針に沿わない情報には、あえてフタをする傾向がある。

しかし、報道機関として「事実としてあったことは報じている」というアリバイが必要。

そういうときに彼らは、ベタ記事扱いにして、ことをすまそうとする。

こういう魂胆があるので、ベタ記事こそ、重要な情報が含まれているというべき。

重要でないから小さく扱われるのではなく、広く知られては厄介になるほど重大な情報だからこそ、あえて小さく扱われている、というのである。

ナルホド、この視点は大事だ。

でも、そうすると、どの情報も同列に表示されるネットはそれが難しい。

紙媒体の新聞であってはじめてそのことが可能になる。

逆に言えば、紙媒体の新聞を読む価値はそこにあるということができよう。

また、どんな記事を一面に し、何をベタ記事扱いにするかによって、その報道機関の根本の思想や考え方がわかる、ともいえよう。

« 機械との競争/エリク・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー | トップページ | なぜ「反日韓国に未来はない」のか/呉善花 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 情報を読む技術/中西輝政:

« 機械との競争/エリク・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー | トップページ | なぜ「反日韓国に未来はない」のか/呉善花 »