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2014年3月22日 (土)

フランスに学ぶ国家ブランド/平林博

Photo フランス人は、近代フランスの誕生をもたらしたフランス革命、その成果を守るために戦った革命軍とその後のナポレオンの戦いに対し、大きな誇りを持っている。国威の発揚の観点からは、この国歌に勝るものはない。
 ラ・マルセイエーズは、フランス内外で、フランス人によってあらゆる機会に歌われる。革命記念日の行事やオリンピックやサッカーのワールド・カップといった国際的スポーツ・イベントばかりではない。文化行事や学校行事でも、必ず歌われる。平和的な行事においても、軍歌ともいえるこの国歌を歌う神経は、フランス人でないとわからないであろう。

フランスの国家、ラ・マルセイエーズは革命歌である。

歌詞は「武器を取れ、市民たちよ、隊列を整えよ!進め!進め!不浄なる血でわれらの田畑を染めるべく」という血なまぐさいもの。

ラ・マルセイエーズは、ブルボン王政を倒したフランス革命を守るための戦いの中で生まれた。

しかし、この国歌を歌ったり演奏することを拒否する国民などいない。

国民はそれぞれ誇りを持ってこの国歌を歌っている。

そして、それがそのまま国に対する誇りにつながっている。

一方、日本はどうであろうか。

日本の国歌である「君が代」は、歌詞はいたって平和的だ。

天皇の御世の永遠なることを願う内容だ。

「ラ・マルセイエーズ」の主体は軍、「君が代」のそれは天皇、

前者は戦闘を鼓舞し、後者は平和を願う。

対照的だ。

国歌としては平和を願う「君が代」の方がふさわしい。

にもかかわらず、日本人は日本の国歌に誇りを持っていない。

日の丸においても然り。

中には歌うことを拒否するものもいる。

日の丸も拒否するものがいる。

戦後の自虐史観が、このような国民を多数生み出したような気がする。

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