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2014年3月 8日 (土)

戦略がなくなる日/小山和伸

Photo 修正され変更されてゆく戦略の、その変化のトレンドを知って、それら戦略の包絡線上に展開されるより高次元のグランド・デザインを、今後我々は持たねばならない。この進化したグランド・デザイン、つまり超戦略を「戦律」と名付けたい。戦律とは変化する戦略の包絡線上に描き得るトレンドであり、メタ原理に概ね即したものになるであろう。

現代にような変化の激しい時代では、戦略が追いつかない、通用しない、すぐ変更を余儀なくされるといったことが起こっている。

GMには戦略的発想があったが、激変する環境に適応しきれない戦略に拘泥したことが、経営破綻につながっている。

今日正しかった戦略が、明日も正しいという保証はない。

たとえ長期的展望に立って策定された戦略でも、加速度化する環境変化は、たちまちそれを陳腐化してゆく。

GMの破綻は、戦略時代の終焉を象徴している。

著者はこれをもってして、戦略の時代は終わったと述べる。

そして次は「戦律」の時代になるという。

「戦律」とは、進化したグランド・デザインのこと。

「律」には「ただす」の意があるので「戦略をただす」というイメージ。

あるいは、変化する戦略を大まかに支配する旋律というイメージ。

戦律とは変化する戦略の包絡線上に描き得るトレンドであり、「メタ原理」に即したものである。

「メタ原理」とは、大まかに普遍的に流れている論理、大局的に見て成り立つと考えられる法則。

いくつかの小さな例外を伴いながらも全体として進んでゆく大まかな方向性を意味する。

つまり未来に対して大まかなグランド・デザインを描き、細部については変化に応じてどんどん変えてゆく、こんなイメージである。

確かに今は、3年後のことを予想するのも難しい時代である。

「戦律」が新しいスタンダードになるかもしれない。

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