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2014年4月13日 (日)

セブンプレミアム進化論/緒方知行、田口香世

Image 私は持論として「量を追いかけても、何の意味もない。量は決して質を凌駕できない。逆に質の追求の結果として、量はついてくる」ということで、質を追求することを厳しく言い続けてきました。

流通業界の2大勢力はセブン&アイ・ホールディングスとイオングループである。

先日、両者の業績が発表されたが、セブン&アイ・ホールディングスの圧倒的勝利であった。

その好調の要因の一つはプライベートブランドであろう。

両社とも巨大なスケールのプライベートブランドを持っている。

前者は「セブンプレミアム」、後者は「トップバリュ」である。

バブル崩壊後、流通業界一般では「価格訴求」がテーマだった。

その手段の一つがプライベートブランドである。

しかし、「価格訴求」はある意味、チキンレースである。

安さが安さを生み、結果、誰も儲からないという世界になる。

今、デフレが問題になっているが、その原因の一つになっている。

しかし、セブンイレブンはそれとは一線を画す。

セブンイレブンは「価値訴求」を根本のポリシーとして商品開発に取り組み続けてきた。

そして事実、儲かっている。

「安売りをしなくても、いいものは必ず売れる」という今日のビジネス活動の重要な視点がこのセブンプレミアムの商品開発の中に隠されている。

脱デフレのための一つの方向性がここに示されているのではないだろうか。

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