« 中国の論点/富坂聰 | トップページ | オプティミストはなぜ成功するか/マーティン・セリグマン »

2014年4月 2日 (水)

国家と人生/佐藤優、竹村健一

Image佐藤
 安全保障の論理からすれば、日本でいちばん安心な場所です。沖縄を攻撃するということは、アメリカと世界戦争に入ることを意味します。沖縄の人はそれをよくわかっているんです。

竹村
 それをわかったうえで、基地反対の態度をとり続ける。そうすればお金も落ちてくる。沖縄の人は頭がいいね。

佐藤
 その通りです。しかも頭を下げないでもお金が取れる。同時に沖縄の人々にとって基地をもつことが大きな負担になっていることは間違いない。それに、そういう基地の存在は一種の「麻薬」で、やがて抜けられなくなる。

佐藤氏は左寄り、竹村氏は右寄りの論客。

立場的には相反する二人の対談なのだが、ほとんどの場面でかみ合っているという印象である。

沖縄の基地問題についても、沖縄の人たちのしたたかさが沖縄出身の佐藤氏の口から語られる。

沖縄の人々は基地反対一色だと思ってしまいがちだが、そうでもないらしい。

むしろ、マスコミの報道があまりにも表面的で一方的な為、本当の沖縄が間違って受け止められているのかもしれない。

物事の本質を見極めるということの大切さを二人の対談から学ばされること大である。

« 中国の論点/富坂聰 | トップページ | オプティミストはなぜ成功するか/マーティン・セリグマン »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国家と人生/佐藤優、竹村健一:

« 中国の論点/富坂聰 | トップページ | オプティミストはなぜ成功するか/マーティン・セリグマン »