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2014年4月22日 (火)

日本を変えた昭和史七大事件/保阪正康

Image 私は、政治の領域に「純粋」を持ちこんではいけないと思っている。というのは、政治に「純粋」を持ちこんだ場合、その「純粋」はたいていは「狂的な状態」になる。

本書で取り上げている五一五事件や二二六事件は確かに日本を大きく変えた。

それはテロへの恐怖である。

この事件以降、政治の指導者は腰がひけたような状態になり、軍部の独走を許すようになる。

ではこの事件を起こした者の共通点は何かといえば、純粋性である。

例えば二二六事件の青年将校にしても純粋である。

しかし、純粋であるが故に狂的な状態になる。

鋭利な刃物のような純粋性は狂気と紙一重。

それがあの事件の残した一つの教訓ではないだろうか。

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