« 日本近代史/坂野潤治 | トップページ | バカと笑われるリーダーが最後に勝つ/松山淳 »

2014年5月20日 (火)

人を見抜く、人を口説く、人を活かす/澤宮優

Image 河西ほど、第一印象を大切にしたスカウトはいなかった。彼は投手は一球、打者は一振りで、プロで使えるか判断した。ここで、ぱっと閃くインスピレーションを大事にした。選手を追いかけて何度見ても、粗だけが見えて、判断に迷いが生じるからである。
 その感覚は、男性が通りすがりの異性を振り返って見ることに似ている。路地などの小さい道で、美人の女性とすれ違う。一目見て美女であれば、立ち止まって振り返る。 「あ、きれいだな」  と、この瞬間の印象である。

プロ野球のスカウトはいかに、人を見抜き、口説き、活かすのか。

様々なエピソードで、そのポイントが本書では記されている。

プロ野球では、一人の金の卵に数千万を支払う。

でもそれは本当に金の卵なのか。

もしかしたら、一勝も上げられず、あるいは一本もヒットを打たずに終わってしまうかもしれない。

もし、スカウトの目が節穴だとしたら、お金をドブにすてるようなものとなる。

それだけに、プロ野球のスカウトのノウハウは、ビジネスの世界でも十分に応用できるものではないだろうか。

スカウト歴40年の河西氏は、結局最後は、ぱっと閃くインスピレーションだという。

当然、閃きだけで決めるわけではないだろう。

様々な角度で分析するはずだ。

しかし、最後はやはりインスピレーションだという。

経験に裏打ちされた言葉だけに、重みがある。

« 日本近代史/坂野潤治 | トップページ | バカと笑われるリーダーが最後に勝つ/松山淳 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人を見抜く、人を口説く、人を活かす/澤宮優:

« 日本近代史/坂野潤治 | トップページ | バカと笑われるリーダーが最後に勝つ/松山淳 »