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2014年5月 2日 (金)

才能を伸ばすシンプルな本/ダニエル・コイル

Image 何世紀にもわたって、人々は才能が生まれつきのものだと直感的に思い込んできた。才能を英語で「ギフト」と呼ぶのは、神様から誕生時に授かる「贈り物」という考え方の表れだ。
 しかし最近になって、アンダース・エリクソン博士、ダグラス・フィールズ博士、ロバート・ビョーク博士ら多彩な顔ぶれで構成される科学者チームの研究で、才能に関する従来の考え方が覆されつつある。
 そしてそれにかわって、才能は「遺伝」よりむしろ「行動」によって決定されるという新しい考え方が確立されようとしている。ここでいう行動とは、とくに脳の成長をうながす徹底的な練習とモチベーションの組み合わせのことだ。

才能とは生まれつきのものではない。

行動によって決定される。

基本を具体的に繰り返し積み重ねる。

短時間でも集中して細分化した一つを確実に積み重ねる。

習慣化するまで繰り返す。

結局、本書の言っていることはこういうこと。

決して新しいことではない。

アリストテレスも

「人間は繰り返しおこなっていることの結果である。

したがって、卓越性とは行為ではなく習慣なのだ」

と言っている。

言わば、当たり前のこと。

しかし、これができている人は意外と少ない。

なぜなら、モチベーションが続かないから。

本書はそのことのヒントを与えてくれる。

才能の出発点は、自分のアイデンティティを一流の人や団体と結びつけてモチベーションに火をつける短くて強烈な出会いだ、と。

それは「点火」と呼ばれ、「自分もあんなふうになれる」という無意識の心に動機づけを与える革命的な小さな思考から成り立っている。

人はみな、周囲の人の影響を受けて生きている。

だから、モチベーションに火をつける方法のひとつは、なりたい人を毎日じっと見つめて、そのイメージを鮮明に脳裏に焼きつけること、と言っている。

これは実行してみてもよいのではないだろうか。

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