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2014年6月11日 (水)

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。/日野瑛太郎

Photo 日本では、「働くことは尊い」といった考え方に代表されるように、「労働」をすばらしいものだと考える風潮が強いです。
 「働くこと」に何か特別な意味を見出そうとしている人も少なくありません。働くことは単にお金を稼ぐ手段ではなく、自己実現の手段でもあり、生きることそのものだ──という考え方は我が国ではとても一般的です。

面白いタイトルなのでつい買って読んでしまった。

でも、もし、採用面接のとき、本書のタイトルの通りのことを言ったらどうだろう。

おそらく百パーセント不採用であろう。

つまり、日本人は仕事に金銭以外の「やりがい」を求める社員が多い、ということ。

著者はこのことを否定的にとらえているが、どうだろう?

私はあながちこのことが悪いことだとは思わない。

そもそも西欧と日本人とは労働に対する考え方が違う。

欧米人は労働を「苦行」のように考えている人が多い。

だから、長期間の有給休暇を取得し、バカンスを楽しむことが人間らしい生き方だという考え方が主流である。

しかし、日本人はちょっと違う。

日本人は労働に金銭以外の価値を求める傾向が強い。

そして、あながちそれは悪いことだとは思わない。

むしろそれが日本の独自性を生んでいるのではないだろうか。

なんでも他国に合わせることが良いことではない。

むしろ日本の独自性を発信することも必要ではないだろうか。

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