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2014年6月 5日 (木)

ライク・ア・ヴァージン/リチャード・ブランソン

Photo 管理職や経営者は、この傾向にぜひ注意を払ってもらいたい。従業員が「会社が」という言葉を連発するようなら、その会社は問題を抱えている。従業員に会社への帰属意識がなく、「われわれ」という表現を使わない場合、それは組織の上層部と現場の意思疎通が図られていないサインだ。そうであれば、開発から顧客サービスまで、会社全体にその弊害が表れているはずだ。

本書の著者、リチャード・ブランソン氏は、売上高約2兆円、世界34カ国にて5万人を雇用するヴァージン・グループ創業経営者。

著者が本書で繰り返し何度も言っていることは、会社にとって従業員は最大の資産であるということ。

企業はヒトの集まりにすぎない。

そしてヒトこそ、ほかとは比較にならないほど重要な資産。

たぶんほとんどの企業では、社員こそが製品だろう、と。

そして、会社がこのビジネスの基本を理解していないと、経営陣と現場スタッフの間に〝会社vsわれわれ〟という対立関係が生まれる。

多くの問題はこのような構図から生まれるのだ、と。

その意味では社員が日常的に「われわれ」ということばを使うか、それとも「会社が」という言葉を使うか、注意深く耳を傾けておく必要がある。

そういえば、私が関与している会社でも、少し問題がある会社は、社員は「会社が」という言葉を使っている。

「われわれ」という言葉は決して使わない。

著者の言っている通りだと思う。

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