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2014年8月 1日 (金)

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えたそしたら意外に役立った/堀江貴文

1000 そんな人たちにぜひ読んでもらいたいのは『「反原発」の不都合な真実』(藤沢数希)。タイトルは、地球温暖化をテーマにした書籍では金字塔とも言えるアル・ゴア(元アメリカ副大統領)の『不都合な真実』のパロディだ。
 パロディでいながら、中身はきちんとした本だ(当たり前だが)。原典をきちんと明記し、統計データに基づいた、反原発の人たちにとっての不都合な真実がしっかりと書かれている。福島原発のような惨事が10年に一度起きても、kWhあたり1・4円しか原子力の発電コストは上がらないなど、冷静な論調で語られる「原子力発電の真実」には発見も多い。
 自然エネルギーの是非についても詳細に書かれている。そのまま引用しよう。
〝資源エネルギー庁の資料によれば、日本では太陽光発電、太陽熱利用、バイオマス直接利用、風力発電、地熱発電など全てを足しても、これら自然エネルギーは日本のエネルギー消費全体の0・3%ほどにしかなりません〟

今、反原発、脱原発が世論の大半を占めている。

マスコミもそうだし、そのための団体も多く存在する。

また、このような空気の中で、原発推進を主張するのは勇気のいることだ。

私個人としては、どちらにするにしても、しっかりとした事実認識と科学的データと根拠に基づいて議論してほしいということ。

例えば、本書に記されていることとして、こんなデータもある。

WHOは大気汚染による年間死亡者数を115万人としている。

このうち発電所からの大気汚染物質は全体の3割だという。

さらに中国では、石炭火力で80%ほどを発電していて、毎年40万人ほどが亡くなると言われているという。

実は石炭にはウランやトリウムなどの微量の放射性物質が含まれており、通常運転している原子力発電所よりはるかに多量の放射性物質を放出しているという事実がある。

また、論争の的になった「100ミリシーベルト以下の被ばく」については、

「100ミリシーベルト以下を過度に怖がるデメリット」があるという。

つまり、「100ミリシーベルト」という科学的なデータによる裏付けもない領域について「危険」と強調しつづけ、ストレスを抱えて生活習慣が悪化すると、かえって発がんのリスクを高めかねないというもの。

ちなみに、家に閉じこもったりして引き起こされる運動不足は、100ミリシーベルトの被ばく以上にがんのリスクを高めるそうだ。

要は、その程度の脅威でしかないということ。

こう考えると、世の中の空気に流されて「原発反対!」と唱えることがいかに愚かなことであるかということがわかる。

一人ひとり、きちんと自分の頭で考えるべきだろう。

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