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2014年8月 2日 (土)

F1 戦略の方程式/浜島裕英

F1 なかでもエンジニアとして最も学んだことは、実は「コミュニケーション術」です。もちろんエンジニアは技術系の職業ですから、専門知識に磨きがかかったと思われるかもしれません。たしかに開発という視点でみれば、専門技術を習得はしましたが、それよりも多く学んだことは、人とどうコミュニケーションを図るかという点でした。

本書の著者は、14年間、F1の世界に身を置いてきたタイヤエンジニア。

エンジニアと言えば、専門職の中の一つ。

専門職という言葉から、想起されるイメージは、メカニズムに精通したプロ。

しかし、著者の話によると、F1のチームの一員として参加したとき、もっとも学んだのは、テクニカルな面ではなく、「コミュニケーション術」であったということ。

F1は、チームの監督、エンジニア、メカニック、ドライバーなどたくさんの人が関わっている

そのうえ多国籍の世界。

そんな中で、コミュニケーションがスムーズにとれなければ、チームが求めるタイヤ開発ができるはずがない。

これは当たり前のことなのだが、意外と盲点になっている面がある。

エンジニアに代表される専門職は、どちらかというと自分たちの世界にこもりがちになる。

顧客が何を求めているのかということを無視して、良いものを作ろうとする。

それが顧客のニーズとのミスマッチを生む。

コミュニケーションが大事だという点では、ドライバーも同じ。

花形ドライバーであればあるほど、チームのメンバーが自分を支えてくれているということを本当によくわかっているので、コミュニケーションを密にとり、驚くほどスタッフに心配りをするという。

どんな仕事に就くにしても、コミュニケーション能力は必須スキルだといえよう。

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